「ナウシカ、エリン、石橋美里さんに感じること(人間と自然が共生し得る社会)。」

 こんにちは。愛球人と申します。

 

 「愛球人ホームページ。」、第17回のブログエントリーの論題は、「ナウシカ、エリン、石橋美里さんに感じること(人間と自然が共生し得る社会)。」です。

 

 実質的には、ブログエントリーの本論の16回目になります。そして、子どもブログエントリーの3回目になります。

 そしてまた、今回については、子どもブログエントリーの3回目であることと共に、芸術、メディア関係のブログエントリーの2回目、という位置づけにもなろうかと思います。

 

 今回の位置付けは、「感じること、伝えたいことを読み物的に書き綴るエントリー」ですので、コメント欄はないことを、御理解頂けると、とても有難く思います。

 また、私のHPにおけるブログは、過激な内容がどうしても多くなることかと思いますが、今回は、とりわけ過激になってしまうかな、と正直感じております。読者の中には、私の考えに共感できない、と考える人間も少なからずいるかなと思いますが、こういう考えもあるんだ、と解釈して御拝読して頂けると、とても有難く思います。

 とりわけ、今回のブログエントリーは、「感じることをありのままに綴る」、いわば、ある種情緒的な感じの文章になるかもしれません。過激、あるいは感傷的な表現が少なからずあることを、何卒御理解頂けると、とても有難く思います。

 

 で、現在の仕様では、ブログの閲読が見づらいと思う読者も、いらっしゃるかもしれません。

 ですので、HPの「トップページ」の下部に、「サイトマップ」がございますので、そこをクリックしますと、「サイトマップ」の半ば部分から下のところに、「ブログ」、つまり、「ブログエントリー一覧」がございます。

 で、それぞれのエントリーの論題の部分をクリックしますと、それぞれのブログエントリーが閲読しやすい感じになるかな、と思います。

 

 では、今回のエントリーにおける考察を始めます。

 

 

 今回の文章を執筆するきっかけ。

 NHK総合「おはよう日本」(2012年4月18日。7時台の特集)。

 テーマは、「佐賀県庁前のカラス撃退に挑む鷹匠の女子高校生」。

 佐賀県武雄市に在住する、石橋美里さん(17歳、高校3年生。武雄高校)です。

 

 

 第一印象としては、まず、美里さんのことは、以前(どのくらい前だったかは覚えていない。1年以上前だったかなと思うが)にもテレビで見たことがあるので、「おお、美里さん、すくすくと成長している。」という感じです。

 

 というのも、以前にテレビで見たときは、記憶が正しければですが、美里さんが、まだ高校に入るか入らないかくらいでした。

 鷹を操る、すごい少女が日本にいるだなんて、と強い衝撃を覚えた記憶があります。

 ですから、今回の「おはよう日本」で、久々に美里さんを視聴したときは、成長する姿を見られたことに、ある種の喜びを感じる、それが正直な思いです。

 やっぱり、人間の成長を辿ることは、素敵なものだなあと、正直感じます。

 

 

 で、石橋美里さんについて。

 幼少時代から、超がいくつも付くほどの動物好き。

 で、小学2年生のとき、ペットショップで観た鷹に一目ぼれしたのがきっかけだとか。

 で、小学5年生のとき、「ワールドファルコナーズクラブ」という鷹匠の団体に登録、プロの鷹匠に。

 自分が、恐らく初めてテレビで見たのは、高校に入るか入らないかくらいのとき。

 だから、恐らく2年くらい前でしょうか。

 

 通っているのは、武雄高校。佐賀県内でも有数の進学校と伺う。

 飼っているのは、少なくとも、鷹が4羽、隼(はやぶさ)が2羽。

 美里さんの場合、鷹匠として、カラスを撃退する、という感じ。

 佐賀県内は勿論、九州、あるいは四国とかに乗り込むこともあるとか。

 極め付けは、鷹と共に堂々と登下校すること。学校や級友の理解に、頭が下がります。

 

 美里さんの「志」は、獣医師。人間と動物が共生できる社会を生み出す一助になりたい、とのこと。

 素敵な「志」であるなあ、と強く感じますし、陰ながら是非とも応援したい、と強く感じる訳です。

 

 

 映像を通して、美里さんに対して、強く感じること。

 動物(この場合、鷹や隼)を、誰よりも人一倍こよなく愛している。

 いや、動物と共に生きている。というか、動物自体、美里さんの心身の一部であるように感じる。

 とても自分にはできないだろうなあ、と。人間的器量の大きさを感じます。

 

 というのも、人間を愛すること以上に、動物を愛することの方が、難しいように、自分は思うのです。

 勿論、人間も、感情を持った存在ですし、えてして、前後の見境が付かなくなることもあるでしょう。

 ですが、動物の方が、前後の見境が付かなくなるリスクはどうしても大きくなる。

 とはいえ、人間も、動物(そして植物)も、「命」を、「心」を授かっている存在である訳です。

 

 その意味で、動物をこよなく愛することができる人間は、人間を愛する、あるいは、愛おしく(いとおしく)感じることができるように、強く考える訳です。

 だから、美里さんは、素直に素敵だなあ、と思いますし、ある種の畏敬の念をも、強く感じる訳です。

 

 

 で、石橋美里さんを見て、自分が強く感じること。それは何か。

 「真実は小説よりも奇なり」。そう、自分には、ある2つの映像作品が、強烈なまでに頭をよぎった訳です。

 

 「風の谷のナウシカ」(映画版。東宝、徳間書店。1984年公開)。

 「獣の奏者エリン」(アニメ版。NHK教育。2009年放送)。

 

 この2つの映像作品は、もともと自分が好きな作品の一つです。

 まあ、アニメは基本、幼少時代からあまり見ないのですが、そのような自分が見る作品ということは、ある種の「メッセージ性」を、おぼろげながらにでも感じたから、ということなのでしょう。

 

 

 この2つの映像作品に共通すること。

 主人公が超がいくつも付くほどの動物好き。

 主人公の動物を愛する思いが純粋であること。

 しかし、主人公の動物を愛する思いを利用しようとする大人たちの陰謀により、主人公が過酷な運命を辿ることを余儀なくされて、それに懸命に立ち向かおうとすること。

 

 とりわけ、ナウシカは、映画版の公開は、1984年。自分が生まれた年です。

 で、美里さんが生まれたのは、恐らく、1994年(早生まれの場合、1995年)。

 そう、およそ10年のタイムラグ。美里さんは、ナウシカの生まれ変わりなのか。

 あるいは、美里さんは、ナウシカの魂を受け継いだ存在なのか。

 

 そう考えると、「ナウシカが、現実世界の日本にいるだなんて!」と、御世辞抜きにして、真顔で感じてしまうのです。考え過ぎ、あるいは、うがった考えかもしれませんが。

 だから、「真実は小説よりも奇なり」である訳です。

 

 

 で、ここで何が述べたいのか。

 ナウシカ、エリンが実現させようとしたこと。そして、美里さんが叶えたいこと。

 「人間と自然が共生し得る社会」。

 このことを、どうすれば、実現できるのだろうか、ということです。

 

 

 正直、このことについて、自分はあまりよくわかりません。

 ただ、一つ言えることは、自然と共生しようとする心を、どのくらいの人間が、持ち続けることができていただろうか、ということです。

 勿論、経済成長は、とても重要なことです。このことを、必ずしも否定するつもりはありません。

 ですが、経済成長以上に、大切なことがあるはず。

 そう、いわば、「物質的な豊かさ」ではなくて、「精神的な豊かさ」こそ、とても大切なことであるのではないか。そのように、自分は強く思うのです。

 

 「持続可能な社会」。「循環型社会」。

 自分自身、ずっと問い続けているテーマの一つです。

 どうすれば実現できるのか、難しい問題である訳ですが、手掛かり的なこととして、自分は、下記のようなことを、強く抱く訳です。

 

 

 「御互いを理解しようとする姿勢」。

 つまり、人間が動物を理解しようとする姿勢、ありのままの姿を受容しようとする姿勢。

 このことこそが、「人間と自然が共生し得る社会」を生み出すことになるのではないか、ということです。

 

 あなたはあなただからこそ素晴らしいんだよ。

 ありきたりな考えかもしれませんが、自分はそう考えています。

 で、「共生」とは、「共に生きる」ということである。

 奥深いことであり、今後も考え続けねばならないことであるのでしょう。

 

 

 それにしても、4月21日土曜日。Jリーグ1部の第7節。

 石橋美里さんが、鳥栖対新潟の試合前のイベントに登場します。

 で、それとほぼ同じときに、別会場にて、あるアイドルが登場する。

 このことが、ツイッターを中心に、物議を醸しております。

 

 「さいたまダービー」(大宮対浦和)に登場するのが、「乃木坂46」。

 「AKBグループ」の一翼であり、しかも、今回登場するのは、事実上の「2軍メンバー」と伺う。

 サッカーファンは、どうも強い違和感を抱く人間が少なからずいる感じですし(ブーイングや怒号を飛ばす云々で賛否両論状態)、自分も正直そうです。

 

 鷹匠の少女(石橋美里さん)。昇り調子のアイドル(乃木坂46)。

 ほぼ同じ日程で登場するのは、何かの示唆的な感じであるのか。

 そしてそれは、日本社会が、何かを問い掛けられているように感じる訳です。

 ある種、とても奥深い何かを。異なる価値観、世界観をじょ擁し得る精神を、投げ掛けられているのだろうか、みたいな。

 

 

 いずれにせよ、美里さんには、「人間と自然が共生し得る社会」を生み出す一助になり得る人間に、絶対になって欲しいと強く希求する、そして全力で陰ながら応援したいと強く思います。

 そしてまた、これから、あらゆる逆境を少なからず経験することになるかもしれませんし、大人の陰謀とかに巻き込まれることも起こり得るかもしれません。ですが、生きとし生けるものをこよなく愛する、純粋無垢な心を、ずっと持ち続けて欲しい。

 そうすれば、きっと、美里さんの「志」が叶うときがきっとくるはず、と強く思いますし、自分も、このことについては、一人の人間として、ずっと考え続けていきたい、と強く思います。

 

 

 

 

 長文、駄文、とても申し訳ございません。

 未熟な自分で申し訳ないですが、今後とも何卒よろしく御願い申し上げます。

 

 

 末文になりますが、今回のエントリーに関係するリンクを貼っておきます。

 (今回は、ちょっと多めになっておりますことを、御了承下さい。)

 

 

 (1)石橋美里さんの画像をまとめたサイト「NAVERまとめ」。

 (http://matome.naver.jp/odai/2129134520887938001

 

 (2)石橋美里さんを取り上げている新聞記事、画像。

 (http://www.pref.saga.lg.jp/web/kensei/_1368/kou-kouhou/kouhousi/dayori/_8339/dayori1007/_47324.html

 (http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001204050003

 (http://hismi.exblog.jp/17543971/

 (http://blogs.yahoo.co.jp/dyhmx639/11686820.html

http://www.nikkei.com/life/living/article/g=96958A88889DE3EBE3EBE1E5EBE2E2E3E3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E6;p=9694E2E6E3E2E0E2E3E2EBE6E3E4

 (http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2079836.article.html

 

 (3)石橋美里さんを取り上げている動画。

 (http://www.youtube.com/watch?v=UZMc2W848PI

 (http://www.youtube.com/watch?v=HZK2CY863XU

 (http://www.youtube.com/watch?v=24S_6pDd7JE

 (http://www.youtube.com/watch?v=u0hlux3EBgs

 (http://www.youtube.com/watch?v=zOhos64rlLc

 (http://www.youtube.com/watch?v=QKcsaENBwKg

 

 (4)Jリーグ1部、サガン鳥栖の公式HP(4月21日土曜日の新潟戦にて、石橋美里さんが登場するとのこと)。

 (http://www.sagantosu.jp/news_release/2012/04/007250.html

 

 (5)Jリーグ1部、大宮アルディージャの公式HP(4月21日土曜日のさいたまダービーにて、乃木坂46が登場するとのこと)。

 (http://www.ardija.co.jp/news/detail/2174.html

 

 (6)「風の谷のナウシカ」についてのウィキペディアの記事。

 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E3%81%AE%E8%B0%B7%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%82%AB

 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E3%81%AE%E8%B0%B7%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%82%AB_(%E6%98%A0%E7%94%BB))

 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E3%81%AE%E8%B0%B7%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9

 

 (7)「獣の奏者エリン」についてのウィキペディアの記事。

 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8D%A3%E3%81%AE%E5%A5%8F%E8%80%85

 

 (8)「風の谷のナウシカ」、主人公の画像、「NAVERまとめ」。

 (http://matome.naver.jp/odai/2124633434279202462

 (http://matome.naver.jp/odai/2124633434279202462?page=2

 

 (9)「獣の奏者エリン」、主人公の画像、「NAVERまとめ」。

 (http://matome.naver.jp/odai/2126818324678606701

 (http://matome.naver.jp/odai/2126818324678606701?page=2

 

 (10)「獣の奏者エリン」についての感想が記されているブログサイト。

 (http://glossyleaf.blog8.fc2.com/blog-category-25.html