「一人の人間として、2回目の東北現地参加を振り返って感じること。」

 こんにちは。愛球人と申します。

 

 「愛球人ホームページ。」、第19回のブログエントリーの論題は、「一人の人間として、2回目の東北現地参加を振り返って感じること。」です。

 

 実質的には、ブログエントリーの本論の18回目になります。そして、復興、社会貢献ブログエントリーの9回目になります。

 そしてまた、今回については、復興、社会貢献ブログエントリーの9回目であることと共に、子ども関係のブログエントリーの5回目、という位置付けにもなろうかと思います。

 

 今回の位置付けは、「感じること、伝えたいことを読み物的に書き綴るエントリー」ですので、コメント欄はないことを、御理解頂けると、とても有難く思います。

 また、私のHPにおけるブログは、過激な内容がどうしても多くなることかと思いますが、今回は、とりわけ過激になってしまうかな、と正直感じております。読者の中には、私の考えに共感できない、と考える人間も少なからずいるかなと思いますが、こういう考えもあるんだ、と解釈して御拝読して頂けると、とても有難く思います。

 とりわけ、今回のブログエントリーは、「感じることをありのままに綴る」、いわば、ある種情緒的な感じの文章になるかもしれません。過激、あるいは感傷的な表現が少なからずあることを、何卒御理解頂けると、とても有難く思います。

 

 で、現在の仕様では、ブログの閲読が見づらいと思う読者も、いらっしゃるかもしれません。

 ですので、HPの「トップページ」の下部に、「サイトマップ」がございますので、そこをクリックしますと、「サイトマップ」の半ば部分から下のところに、「ブログ」、つまり、「ブログエントリー一覧」がございます。

 で、それぞれのエントリーの論題の部分をクリックしますと、それぞれのブログエントリーが閲読しやすい感じになるかな、と思います。

 

 では、今回のエントリーにおける考察を始めます。

 

 

 GW明けに、自分にとって悲願であった、2回目である東北現地参加を叶えました。

 

 参加したのは、「Youth for 3.11」の「プロジェクト結42期」。

 「結42期」とありますが、この機が、YF3にとっては、記念すべき1期生にあたる。

 内容は、「子ども支援」。活動期間は、5月7日~5月11日(5日間)。

 ですが、事前研修、リフレクション等の関係から、5月5日夜(大阪出発)~5月14日朝(大阪帰宅)という感じでした。

 ちなみに、その後、5月26日、YF3の交流会イベント、「Trip for 3.11」にも参加しました。

 

 で、今回の更新。気付けば、石巻から大阪に帰ってから、3週間近くになっています。

 更新まで時間が掛かったのは、正直、いろいろと理由はあります。

 

 第一に、活動を通して感じたこと、学んだことがあまりにもわんさかとあって、整理がなかなかできなかったこと(そして、実は未だにほとんど整理ができていないままである)。

 第二に、大阪に帰ってから体調を崩し(倦怠感、喉の痛み。実は体調はまだあまり良くなっていない状況。だから、「Trip for 3.11」も、事実上の強行出場であった)、更新する気力さえなかなかわかなかったこと(勿論、そういう時間があまりとれなかったこともありますが)。

 

 主として、上記の2つの感じでしょうか。

 

 

 ざっくりと、感じたことを述べれば、下記のような感じでしょうか。

 

 (図解1)「結42期」での活動を通して、自分(愛球人)が学んだこと、感じたこと。

 

 (1)息長く中長期的スパンで、『東北の子どものための復興支援』に取り組み続けたい、そして、『笑顔に満ちる社会を生み出すための社会貢献』を、何らかの形でそういうことに携わりたい、この思いをより一層強く抱いた。

 (2)自分が子どもが大好きである理由を肌で感じたこと(笑顔の純粋さ、飾り気がないこと、感受性の鋭さ、等々)。

 (3)自分自身の未熟さ(特に一本調子な傾向)を改めて実感したこと。

 (4)現地の子どもの前向きな姿勢、きめ細かい支援(特に精神的支援)の必要性。

 (5)復興のスパン(時間面でも精神面でも)の想像以上の長さを実感。とりわけ、「自分たち若い世代こそが復興支援の重要なアクターとして全力で息長く取り組み続けることの必要性」を強く実感すること。

 

 

 とりわけ、(1)と(5)です。自分が強く実感するのは。

 では、活動の内容は、どのような感じであったのか。

 

 

 (図解2)自分(愛球人)の、「結42期」における活動内容。

 

 (1)仮設住宅の集会場での「子どもの遊び支援)」。

 (2)小学校における「子どもの放課後学び支援(主として算数)」。

 (3)小学校での草刈り(運動会の準備のため)。

 (4)小中学校での支援物資の仕分け及び回収。

 (5)小学校の朝のスクールバスの見送り。

 (他にも、自分は参加しなかったが、小学校での図書整理とかもあった。)

 

 

 学んだことは、実にたくさんある。しかし、強く実感するのです。

 

 総じて、自分が出会った子どもは、屈託のない笑顔。

 つくられた笑顔ではないことが、なおさら自分を勇気付けてくれる。

 

 しかし、いやだからこそ、強く感じるのです。

 自分たち若い世代こそが、復興のためにできることを、全力で息長く取り組むことの大切さを。

 

 この思いは、いろいろな意味が籠められています。その思いを語り出すと、とてもここだけでは説明しきれません。整理が充分にできていないというのは、正直、これによるところが大きいです。

 

 自分には、笑顔で接してくれた。思ったことを、ストレートにぶつけてくれた。

 それは正直有難い。しかし、心のどこかで、悲しみを抱いているのではないか。

 いわゆる「震災孤児」だって、恐らく少なくない。家族、住まい、勉強道具、財産、何もかもを失った子ども。

 そのような子どもに、どうやって向き合っていけばよいのか。このことが、問われているように思う訳です。そして今後の自分は、こういうことにこそ、力を入れていくことが求められるのではないか、と。

 

 

 で、「Trip for 3.11」では、気仙沼の高校生の話を聴く機会に恵まれました。

 いろいろと考えさせられる。その前向きな姿勢に感動したからでもありますが。

 (とりわけ、ライブハウスをつくりたい云々のくだりが、心にじーんときました。そして、太鼓を披露する祭りを蘇らせたい、ということも然りです。)

 

 

 では、今後の自分にできることは何か。

 一つ言えることは、自分としては、再び社会に出るときに(2014年春が現時点での目標)、何らかの形で、復興支援、社会貢献の道に携わりたい、ということです。

 ですので、現時点では、NPO・NGOに携わりたい思いが、まだ漠然とではあるのですが、より一層強くなっている感じではあるのです。

 

 そして、夏場を目途に、何らかの形で、「東北の子どものために」というスタンスでの現地参加を叶えたい、この思いを、正直強く抱くのです。

 これをどのような形で叶えたいのかは、いくつかの選択肢、可能性があるので、まだ思案中、という感じですが。

 

 

 自分なりに、現時点で抱く思いは、このような感じです。

 今後も、折に触れて、復興、社会貢献ブログエントリーを、自分なりに考察したい、と強く考えております。

 

 

 長文、駄文、とても申し訳ございません。

 未熟な自分で申し訳ないですが、今後とも何卒よろしく御願い申し上げます。