「2013年新春、『3・11』と向き合う日々を通して、出会えた仲間への感謝、そして強く感じること。」

 こんにちは。愛球人と申します。

 

 「愛球人ホームページ。」、第34回のブログエントリーの論題は、「2013年新春、『3・11』と向き合う日々を通して、出会えた仲間への感謝、そして強く感じること。」です。

 

 実質的には、ブログエントリーの本論の33回目になります。そして、復興、社会貢献ブログエントリーの16回目、子どもブログエントリーの7回目になります。

 

 では、今回のエントリーにおける考察を始めます。

 

 

 今回は、書簡スタイルで書き記させて頂きたく思います。

 主として、「3・11」の復興支援活動を通して出会った仲間に向けてです。

 

 勿論、趣味仲間(サッカー、高校野球等)、学校の仲間も、大切な存在ではありますが、自分にとっての、心の最大のプライオリティーは、「復興支援、社会貢献に強い情熱を燃やす(注ぐ)素敵な仲間」、この出会い、交流が、自分の現時点での「生きる意欲」「生きる希望」の心の源泉としてある感じですので、仲間へのささやかな感謝の思い、という思いで、記させて頂きたく思います。

 

 今回は、書簡スタイル、という方法を用いさせて頂きますので、完勝的になったりするところも、少なからず出てくるかもしれないことを、御許し下さい。

 

 では、本論に入りたいと思います。

 

 

 「『3・11』の復興支援活動を通して出会った仲間へ。

 

 拝啓

 

 こんにちは。愛球人と申します。

 素顔の愛称ではなくて、HN(ハンドルネーム)表記であることを、お許しください。

 

 早いもので、「3・11」の復興支援活動に、自分が参加させて頂いてから、1年5か月近くになります。

 スタートが、2011年9月上旬。「Youth for 3.11」(YF3)さんとの出会いが、きっかけでした。

 

 最初に出会った人間。自分のことを、堂々と「変人」と肯定する。

 自分も、実は、「変人」としばしばいわれます。でも、「自分は自分である」と心では思っているつもりでも、「変人」といわれると、時として、それを本能的に否定したくなるところが、正直あったりします。

 

 で、しかも、見た目は、金髪でアフロ(本人曰く、「もじゃ」と称していますが)。

 これもまた、当初は、苦手な見栄えでした。

 というのも、自分の学んでいた中高は、とにかく厳格で(良くも悪くも、いわゆる「管理主義」。ちなみに私立の中高一貫の男子校。尤も、管理主義的な感じなのに、むしろ「いじめ」は、小学校よりも断然陰湿でえげつなかったりでしたが…)、頭髪や服装も、細かいところまで気を遣うことが、いつしか習慣化して。

 その影響ですかね…。あるいは、もともと、子どものときから、正義感が人一倍強い性格も相まって、まあ、「3・11」以前の自分だと、見栄えの時点でアウト、だったかも、みたいな。

 

 ところがです。見栄え自体、まず独特なのですが、それでいて、接していると、実に「楽しい」「面白い」人間。何というか、いつしか「ひきつけられてしまう」、いわば、相手を笑顔にするのが、「天性」のセンスな感じなんですよね。

 自分には、悔しいけど、とてもない。見習いたいなあ、と正直強く抱くのです。

 

 1回目の東北は、2週間、南三陸、石巻でした。

 結論的に述べれば、この2週間は、「不完全燃焼」の思いを、強く感じてしまった。

 悔いの方が先に募った。しかし、いやだからこそかもしれませんが、「息長く」「粘り強く」という思いは、これが出発点であったのかな、とも思うのです。

 

 

 1つ1つの東北、それ自体、そのたびに、「人生最大の挑戦」と位置付けてきました。それが、偽らざる思いとしてありますから。

 ですが、それ以上に、「仲間との出会い」、これが、大きなモチベーション、生きる支えへとなっていったように思うんですよね。

 

 1回目の東北の後、失意の思いを心に秘めながら参加した「グローバルフェスタ」(日比谷公園)にて出会った、心優しい女性(これも、最初に出会った人間と同様、YF3の人間。一人の人間としても、いつも笑顔と思いやりを絶やさない姿勢に、癒されている感じです。天性の「女房役的資質」の持ち主、とでもいいましょうか)。

 それから年が明けて(2012年)、倦怠感を堪えて、京都でのイベントにふらりと行って、そこで出会った、福島の学生(この出会いがきっかけで、2回目の東北で福島へ[昨年の「3・11」]、となりました)。

 で、3回目の東北(昨年GW明け、石巻)を経て、5月末に出会った(YF3の「Trip for 3.11」というイベント)、気仙沼の高校生、あるいは、その後SNSで交流するようになった、「Teen for 3.11」(TF3)という高校生団体の人間(特に、このTF3との出会い以後、高校生から刺激をもらう機会が飛躍的に多くなっていきます)。

 

 他にも、自分が影響を受ける仲間とのであいが、たくさんありました。

 特に、画面越しでですが、刺激をもらうのが、NHKEテレ「東北発未来塾」に登場する学生です。一人一人それぞれが、その旺盛な情熱やひたむきさの持ち主である感じが伝わってきて(時折、それまでに出会った仲間がテレビに出たりすると、ささやかな胸熱感を抱いたりしますが)、いつか是非ともお会いしたいなあ、と思うんですよね。

 とりわけ、「人を支えるチカラ」(12年6月)、「つながるチカラ」(12年8月)、「リーダーのチカラ」(13年1月)の面々は、実に強烈な感じで。

 

 東北発未来塾の塾生で、お会いしたいと思う人間は、実に何人もいますが(もしかしたら、10人を超えるかも)、自分自身、まだまだ東北に向き合えていないと、正直強く感じますから、一人の人間としても、復興に取り組む仲間としても、とても魅力的な存在に映るのです。

 

 

 それにしても、自分が高校生や、1回目の大学生のときとは、全く異なってきているのかなあ、と感じることがあります。

 

 まず、「学生団体」(インターサークル)という発想。これ自体、自分が1回目の大学生のときは、実質ないに等しかった(「ドットジェイピー」さんとかはありましたが、あれだって純粋な学生団体ではないですから)。

 あるいは、学業一辺倒、バイト一辺倒、エンジョイして遊び倒す、とは異なる価値観に出会えた感覚、というか(自分が1回目の大学のときに、このような環境があれば、そうしていたのに、と正直強く感じますが。涙)。

 

 それ以上に、特に、復興支援(社会貢献)に取り組む高校生に何人も出会って(あるいは、ツイッターでフォローさせて頂いて等をも含みますが)、強く感じることがあります。

 

 かつて、自分が高校生のとき。高2、高3と、予備校に通っていました(ちなみに現役合格だが、第3志望校でした)。

 自分が通っていたのは、現役生専門の予備校です(関西に特化している予備校。アットホームな環境が取り柄。現に特に国語は、予備校の存在に大きく助けられました)。

 校舎により、それぞれに特色があるのですが(基本的には、地域密着型なのですが)、自分の学んでいた校舎は、私国立の中高一貫校の人間が、実に70%以上、という感じで。

 

 予備校時代も、実に個性豊かな、素敵な人間に、たくさん出会いました。

 ただ、まず、その所属学校名に、圧倒される感じだったんですよね。

 

 四天王寺。大教大天王寺。大教大平野。大阪星光。明星。清風。東大寺学園。奈良帝塚山。大阪女学院。プール学院。大阪大谷。

 

 このビッグネームの数々。特に、高3のときの夏期講習、真っ白のフリルのドレスに、ゆるふわのおかっぱ頭で、頭頂部にちょこんと白い花の髪飾り(もう、結婚式の衣装と思いました)を着る女子高生(勿論同級生。ちなみに神戸大学に進学したとのこと。彼女が理系であったこともあり、同じ教室で学ぶ機会は、あまりありませんでしたが)。あれはもう、衝撃でした(それ以前から、物怖じしない言動や振る舞いが独特でしたが、あの衣装を着た日は、その日は校舎中の目線をくぎ付けに。他にも、水玉づくめの服とか、服装でもゆるふわの頭髪でも、魅了させてくれる、いい意味で不思議な存在でした)。思えば、彼女も、自分のことを「変人」と肯定していましたが。

 

 ですが、予備校時代に出会った人間は、「悔しいけど、自分とは次元が違う」と認めざるを得ない感じでしたが、それは、「頭脳的エリート」のような感じなんですよね。

 確かに、頭の回転が、自分とは比べ物にならないくらい速いのです。「詰め込みの天才」とでもいいましょうか。ですが、その一方で、ある種の「偏り」の感じも、否めなかったりしたのです。会話をしていて、刺激を感じるかといえば、必ずしもそうとは限らず、むしろ自分自身のコンプレックスを、強める一方であったり、みたいな。

 

 その一方で、「3・11」の復興支援活動を通しで出会う高校生(勿論、高校生に限ったことではないのですが)に対して感じるのは、「行動力、感受性の天才」という感じがするんですよね。

 頭脳(テストを解くという意味での)という意味では、予備校時代の仲間の方が、優れているのかもしれない。ですが、「心のアンテナ」の感度、という意味では、現在交流している高校生の方が、はるかに研ぎ澄まされている、という感じがするのです。

 

 「Teen for 3.11」「高校生が、いま出来ること」「僕らの一歩が未来を変える」「arco-iris」「ミキレポ」「hot japan project」「Teens opinion」「底上げyouth」、等々。

 

 これは、東北における復興支援の学生団体にもいえます。「JASP」「復興ガールズ」「情報ボランティア仙台」「みまもり隊」「底上げyoung」、等々。

 純粋な学生団体ではないですが、「ビヨンドトゥモロー」さんも、とても魅力的な活動をしていらっしゃいますし、自分が最も御世話になっている、「Youth for 3.11」さんも、また然りです。

 

 

 正直、強く抱く思いとして、仲間がいるから、自分は前を向いて生きていける、と。

 そして、息長く、社会貢献のために生きたいと強く抱くし、息長く、復興支援の一助でありたい、そう強く抱くのです。

 

 なかなかうまく思いを伝えられない。伝えようとすると、文章がどうしても長くなる。

 考え過ぎてしまうところもあったりで、もっと行動力を持ちたい、と強く思う自分ですが。

 

 今まで本当に有難う。未熟な自分ですけど、今後とも、何卒よろしく御願い申し上げます。

 

 敬具

 

 愛球人。」

 

 

 長文、駄文、とても申し訳ございません。

 未熟な自分で申し訳ないですが、今後とも何卒よろしく御願い申し上げます。