「『35歳の高校生』最終回前夜を迎えて、自分なりに感じること。」

 こんにちは。愛球人と申します。

 

 「愛球人ホームページ。」、第41回のブログエントリーの論題は、「『35歳の高校生』前半部分を見て、自分なりに感じること。」です。

 

 実質的には、ブログエントリーの本論の40回目になります。そして、子ども、教育ブログエントリーの10回目、芸術、メディアブログエントリーの4回目になります。

 

 では、今回のエントリーにおける考察を始めます。

 

 

 今回は、恐らくメモブログ的テイストが強くなるかな、と思います。

 何故って、明日(6月22日)が、『35歳の高校生』の最終回ですが、これ、2時間SPなんですよね(恐らく異例中の異例かと)。

 この、『35歳の高校生』、5月13日にも、関連ブログエントリーを、させて頂きました。リンク貼ります。

 

 http://aikyujin.jimdo.com/2013/05/13/

 

 何故、こうして、わざわざメモブログ的なテイストの強いエントリーをさせて頂いたのかと申しますと、結構、このドラマの、HPにおける公式掲示板における意見、とても参考になる感じである訳です。

 まあ、ドラマそのものは、(賛否両論は伝わってくる感じですし、確かに描写はやや過激な感じがしないでもないですが、個人的には、それがむしろ、「リアリティー」が伝わってくる感じで好感であったりするのですが、)自分自身、完全に見入っていますし(だからこうしてエントリーをさせて頂いている訳ですが)、いろいろと考えさせられる感じですが。

 

 

 ちょうど、「BS世界のドキュメンタリー」(NHKBS1)において、今週、「シリーズいじめ」を、4回シリーズでしていました。リンク貼ります。

 

 http://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/index.html

 

 どれほど、「いじめ」が恐ろしいものであるのか。自分も、小中高と、ずっと「いじめ」に苦しみ続けてきた人間ですので、いやというほどに、心身でわかっている、感じているつもりです。だからこそ、「思いやり」あるいは「寄り添う」ことに、人一倍の強い思い(ある種の拘り、あるいは執着心と言えるかもしれませんが)を抱くように思うのです。

 

 

 で、公式掲示板、自分自身、結構な頻度で閲読させて頂いております。まだ、書き込みしたことは、ありませんけれども。

 恐らく、最終回になれば、なおさら、かなりの書き込みが予想されますし、それもあって、(より深い考察は、後日にできればという感じで回すとして、)最終回前夜というタイミングで、メモブログ的な意味合いをも籠めて、主として、公式掲示板で書かれていることの中から、自分的に、「心に響く文章」を、綴らせて頂く感じです。いわば、いずれ書きたいと思っている、総括的エントリーに向けたステップ、という感じですかね。

 

 

 では、この、『35歳の高校生』の公式HP内にある、掲示板スペース。

 10代や20代からの、心に響く言葉、文章が、いくつも詰まっていますので、敬意の想いをも籠めて、いくつか引用させて頂いて、それを以て、今回の文章の結びとさせて頂こうと思います。

 ちなみに、5月13日のエントリーにおいて、第5話までを記させて頂いておりますので、今回は、「第6話~第10話」に相当する部分を、用いさせて頂きたく思う次第です。

 

 

 (図解1)『35歳の高校生』公式掲示板より、自分(愛球人)が心に響く言葉、文章(原則として原文のまま)。

 

 (1)るるる30さん(10歳代女性。2013年6月16日)

 「毎回興味深く拝見させていただいています!
 このドラマみたいに、具現化されたものはあまりないかもしれないけれど、スクールカーストはどこの学校にも存在するものではないかと思います。特に中学生なんかはそういうのに敏感なんじゃないかと思います。実際に私が中学生だったときも、ひどいいじめなどはなかったですが、生徒の中で格付けを行っているような雰囲気はありました。私は2軍くらいな位置だったんですが、1軍に憧れていました。(笑)
 この掲示板を見ていると、子供に見せたくない、と批判的な方もいらっしゃるみたいですが、今の学校ではスクールカーストが存在するのが、ある意味当たり前になってきているので、このドラマを見て今の学校の実情を把握してほしいですね。
 来週はいよいよ最終回!2時間SPということで、とても待ち遠しいです。終盤にかけて阿久津くんの出番が増えてきてとてもうれしいです\(^o^)/今週なんか特にあの悲痛そうな顔が見れてとても幸せでした← 最終回もいろいろやらかしてくれそうなのでわくわくです(笑)みんな無事に卒業できるといいな(^○^)楽しみにしています!」

 

 

 (2)(´・ω・`)さん(10歳代女性。2013年6月15日)

 「毎週母親と観ています。


私も母親も基本的にドラマにはあまり興味が無いのですが、何となく観ていたら引き込まれたのがこのドラマ。


賛否両論ありますが、私は好きなんでしょうね…引き込まれている訳ですし。
先生や年上の方に対しての態度や言葉遣いが悪過ぎるというご指摘もありますが、私の通っている中学もあんなものです。先生にタメ口で話す生徒なんてそこら辺にうじゃうじゃいます。しかもこのドラマが始まるずっと前から。
しかし、虐めはありません。スクールカーストもありません。私はそういった辛い環境を経験した事がありません。でも、このドラマを観たからと言ってその様な事を真似しようとは私は思いません。


この掲示板を見て、「悪影響だ」等の意見を見ると少し悲しい気持ちになりました。それだけレベルが低いと思われているのかと(確かに低いのかもしれませんが)
ただ、実際このドラマの影響で真似をし出した子ども達もいる様なので、完全に良いドラマとは言い切れませんが…

 

 

 …そんな事を考えるきっかけになったので、[私にとっては]良かったと思います。(中略)
 長文失礼致しました。」

 

 

 (3)考えるキッカケとなったさん(30歳代女性。2013年6月9日)

 「毎週見ています。
スクールカースト、教師の資質、
目には見えない裏に潜んでる複雑な教育問題を
いかに多くの視聴者に訴えていくか。
暗く重くならずに1話完結、キャラの設定は少々デフォルメはされてはいるが。
ドラマはドラマとして見ればよい。

確かに昔と違いコミュニケーションの様態は陰湿化(メール、ネットなど)
表面化されず、水面下で無意識に図られ、閉鎖的なのが怖い。
正面からぶつかっていかない。向き合わない。
当たり前の他者との違いを異質と捉え、過剰に反応。

カースト制度は社会に出たらより厳しくなります。
会社内、外での空気の読み合いは日常茶飯事。
でも自分で選んだ道、今いる環境でいかに自分ができることを最大限に生かし、
時には面倒ことから逃げず、ぶつかり合い、
こうして周りに惑わされない強さができていく。
ものの善悪を見極めながら行動していくのが大人。
そしてドラマのように良いことも悪いことも自分に跳ね返ってくる。

 

嫌なもの、臭いものには蓋をする。
そうさせているのは大人、親。
コメントに子供には見せたくない。マネしたらどうする?とあるが
本当に躾されたしっかりとした子供は真似ない。
親として考えがあるのなら、親の教育方針として子供に毅然と「駄目よ」と言って禁止すればよい。
(ご家庭によって教育方針が違うのも当然。
子供の性格や行動パターンによる対応も躾のひとつ)
一緒に見たとしてもこのドラマの表面上だけを捉え批判せず
真意を汲み取り考えさせる(躾)題材にすればよい。
生かすか生かさないかは大人、親自身だと思う。」

 

 

 (4)花さん(10歳代女性。2013年5月31日)

 「現役高校生の私は、毎週欠かさずこのドラマを観るたびに勇気を貰っています。
いじめと言う現実に立ち向かっている人は、きっと強くなると信じています。むしろ嫌な事から逃げて不登校になってしまえば、心は何も成長しないと思います。
逆に言えば、いじめている人にとっては自分1人ではなく仲間と一緒に1人に対して弱い者いじめしている訳だから、もろく壊れそうな心なのかなと思います。
元々人間は1人ではとても弱い生き物だけど、仲間や誰かが一緒に居てくれると強くなれる気がします。」

 

 

 (5)Big you small iさん(10歳代女性。2013年5月25日)

 「皆様凄く演技がお上手でドラマを見させて頂いている側として、とても興奮します。
私は、女子学院なので幼稚園以来、男の人と関係を持ったことがございません。
なので、より楽しく見させていただくことができます。
撮影でお忙しい事と思いますが、皆様お体にお気をつけて下さい。
皆様の健康と安全をお祈りしております。
Big you small i
自分の事より、相手の事を一番に考える
私は、三十五歳の高校生を見させて頂いて、
改めて、人の事を考えるのは大切だな。
と思う事ができました。
ありがとうございます。
これからも、応援しております^o^」

 

 

 (6)いちごさん(10歳代女性。2013年5月21日)

 「私は、毎回泣いてしまいます。
いじめられていた頃を思い出します。
学校に居場所なんかなくて、ただ時間が過ぎ去るのを待つだけ。
人をバカにしたり悪口を言ったりしている人たちもいます。
学校にいることはすごくつらかったです。
一番傷つくのは友達からいじめられることだと思います。」

 

 

 (7)りおさん(10歳代女性。2013年5月19日)

 「1話から毎回見ています。
うちの学校ではスクールカーストはないですが、どこかの高校でドラマと同じことが行われていると思うとゾッとしますね。

ドラマを見ていて、先生たちが頼りなさすぎて残念です。特に小泉先生や校長、副校長。
今回の北島先生はかっこよかったけど。

うちの学校にはあんな先生はいないですが、他の高校には普通にいるものなんでしょうか…⁇

将来、教職に就きたいと思っているので、一般的に教師はそういうものだと思われているのかなと、ちょっと複雑な気持ちで見ています。

ドラマ自体は面白いですが、教師の描き方についてはうーんって感じです。
でも反面教師としてみていこうと思います。
話面白いし、好きなモデルさんがいっぱい出てるので(*ノ∀`*)」

 

 

 (8)みゆさん(10歳代女性。2013年5月15日)

 「いつも毎週かかさず見させてもらっています

こんなに学校の問題を真正面からドラマに取り上げてるドラマは中々無いので、すごい内容が面白いのと今の学校現状を知ってもらうのはいいなって思いました。

真正面に向き合ってるからこそ、35歳の高校生を見るのは毎回若干怖くなります。

うちの高校にはスクールカーストは無いですけど私の通ってた中学や今通ってる高校には、いじめやいじめを見てみるフリをする感じや空気をひたすら読む感じとか先生が注意出来ない感じ、自分のキャラ的な役割を果たさないといけない感じは私の学校にもあります。今の学校は本当に息苦しいです。

こんなに学校の問題を真正面からドラマにしてくれるなんて少ないので、今の学校の現状を少しでも大人や社会に知ってもらって今の学校現状がなにか少しでも変わったらいいなって思います。」

 

 

 長くなるので、ここまでにしますが、ラストをどう描くのか、一人の人間として、楽しみにさせて頂きたいことは勿論ですが、進路に直面している立場としても、自分が、子どものためにできることについて、改めて深く考えさせられる感じですので、こうして、ブログエントリーをさせて頂く感じです。

 

 

 長文、駄文、とても申し訳ございません。

 未熟な自分で申し訳ないですが、今後とも何卒よろしく御願い申し上げます。