「2013年夏、生まれて初めての広島を通して、現時点で自分なりに学び感じること。」

 こんにちは。愛球人と申します。

 

 「愛球人ホームページ。」、第43回のブログエントリーの論題は、「2013年夏、生まれて初めての広島を通して、現時点で自分なりに学び感じること。」です。

 

 実質的には、ブログエントリーの本論の42回目になります。そして、復興、平和、社会貢献、ブログエントリーの21回目、子ども、教育ブログエントリーの12回目になります。

 今回から、「平和」というカテゴリーも設けますが、扱いとしては、「社会貢献」「復興」と同列のイメージです。それだけ、自分にとって、「平和」ということは、とても大きな意味を持つ感じですが。

 

 では、今回のエントリーにおける考察を始めます。

 

 

 8月12日で、自分は、29歳の誕生日を迎えます。

 運命の夏。勝負の夏。泣いても笑っても、20代ラストイヤーになる。

 どのような道を歩むのか、自分でも正直わかりません。ただ一つ、「社会貢献」「誰かの笑顔のために」、これには徹底的に拘っていきたいと思いますが(NPOをベースに、とは思っていますが)。

 ただ、採用枠にありつけるのか、という不安がある。例えば、あがり症をどれほど克服できるのか、とか。いまはただ、自分を信じて、できることを全力で、このことのみかな、の感じです。

 

 それにしても、実は、HP更新、この2か月近く、できずにいました。我ながら、申し訳ない思いです。

 それほど、忙しくなっているというか、これが就活なのか、と実感させられる次第です。

 

 

 書きたいことは、正直いくつもあります。ですが、現実論としては、絞っていかねばなりません。

 という訳で、今回のブログエントリーのテーマ。「生まれて初めての広島訪問」です。

 

 

 2013年7月27日。生まれて初めて、広島に行くことが叶いました。

 今回の目的は、下記のイベントに参加するためです。

 

 

 (図解1)今回の広島でのイベントに参加するきっかけとなった動画。

 (1)http://www.asahi.com/special/news/articles/OSK201307160042.html

 

 

 いま貼り付けた記事のリンク。イベントは、朝日新聞の国際平和シンポジウム『核兵器廃絶への道~核兵器の非人道性と被爆体験の伝承』という名前です。
 自宅で取っている新聞が、「朝日新聞」なので、それが大きかった感じですが、シンポジウムの趣旨は勿論、動画にて取り上げられていた、保田麻友さん(今回のパネリストの一人にもなっている、被爆3世の若い女性です)の平和貢献の活動に、その姿勢に、一人の人間として、その動画から、不思議と心を揺さぶられる感じがした、強い共感を抱く感覚を覚えた、だから、是非とも直接お話を伺いたいなあ、と思う感じで。

 

 このシンポジウムのことは、「朝日新聞」を購読している人間でしたら、8月6日の朝刊にて、2ページ分にわたって取り上げられています。リンクを貼ります。

 

 (図解2)7月27日の朝日新聞シンポジウム「核兵器廃絶への道」関係リンク。
 (2)http://www.asahi.com/special/news/articles/OSK201308050077.html
 (3)http://www.asahi.com/special/news/articles/OSK201308050080.html
 (4)http://www.asahi.com/special/news/articles/OSK201308050088.html


 いま、リンクを3つ貼りました。特に3つ目の、核廃絶を巡る世界地図は、とりわけとてもためになる感じですが、結論的に述べれば、「参加してよかった」と強く抱く感じなのです。まだ、学んだことを整理できている訳ではないのですが。
 リンクには貼っていませんが、特に心に強く響いたのが、バレリーナの森下洋子さんのゲストスピーチです。実体験に基づくからか、強い説得力を抱いて(本人曰く、原爆のことを人前で話すのは初めてとのことです)、聴き終えたときは、思わず涙がこぼれました

 

 このシンポジウム。実は、いわゆる御年配の人間が、7割、いや8割くらいいたのではないか、そのくらい大人(特に50代以上)の人間ばかりで、正直、入場したときは、「場違いなところにきたかな。」という感覚でした。

 とりあえず、会場には入る。でも、ああ、抜け出しちゃおうかなあ、という思いが脳裏をよぎる。

 

 しかし、その不安を払拭したのが、会場の至る所に配置されている、ボランティアの高校生の存在でした。

 同時通訳のイヤホンを配布する子ども、核兵器廃絶の署名を呼び掛ける子ども(自分も署名させて頂きました)、会場の来客からの質問に応対する子ども、等々。

 実にその目が輝いている。高校生がこんなにも頑張っているのだから、自分もこの学べる機会を大切にしよう、と強く思える感じです。

 

 

 この、シンポジウムは勿論、広島訪問そのものも、とても有意義な感じでした。

 なんというか、「実際に行ってこそ学び感じるものがある。」、まさしくこの思いです。

 

 平和公園の慰霊碑。祈りを捧げるときの独特の感覚。

 原爆の子の像。それを囲むように配置される折り鶴。心にぐっとくるものがある。

 

 そして何よりも、広島平和記念資料館。言葉ではとても言い表せないような、強い衝撃を覚えましたし、いままで生きてきた中で、最も行ってよかったと心底思える場所です。

 

 

 それと、路面電車(広島電鉄)も然りですが、広島に行ってよかった、と思えることがもう一つあります。

 「広島みなと夢花火大会」。なんでも、広島では最大規模の花火大会だそうなのですが、実は、広島に車で、この花火大会の存在を、恥ずかしながら知りませんでした。知ったのは、広電の広島駅の電光掲示板を通してです。

 夕方、シンポジウムが終わり、もう一度祈りを捧げて、少し自分なりに川沿いのベンチにて振り返って、花火大会、行けたら行きたいなあ、と。そうすると、原爆ドーム前駅、偶然にも来たのは臨時電車、「海岸通行き」とある。で、思い切って車掌さんに尋ねると、「花火大会会場に行きますよ。」と。

 

 いざ、路面電車に乗ると、もう既に座れない。そして、特に印象的なこと。

 若い世代の女性。一部の制服姿の中高生を除くと、もうほとんどすべてが浴衣姿。

 祇園祭、なにわ淀川花火大会でも、そこまでいかないというか、いままででこんなに浴衣姿ばかりなのは、みたことがないというか。

 それと、花火そのものが、また実にきれいなのです。特に、大きく拡がる、色鮮やかなスターマインが、実に美しくて。時間的な関係で、前半の30分間だけで切り上げざるを得ませんでしたが、もう、広島が好きになった、そして、広島に行きたい理由を肌で感じたような感覚でした。

 

 

 まだ、実は、広島に行って学んだことを、頭の中で整理し切れていません。

 でも、少なくとも、はっきりといえることがあります。

 

 またそう遠くないうちに、是非とも広島を訪れたいと強く抱くこと。特に、8月6日に広島を訪れることを、是非とも叶えたい思い。

 また、「社会貢献」「復興」は勿論、「平和」についても、深く考えられる、絶えず学び続けられる、そういった世界に携わる人間に絶対になりたい。

 この思いを、強く抱く思いです。

 

 

 長文、駄文、とても申し訳ございません。

 未熟な自分で申し訳ないですが、今後とも何卒よろしく御願い申し上げます。