「サッカー日本代表、2014年ブラジルW杯検証的総括、及び、今後に向けての具体的提言(その1。何故2014年W杯にて歴史的惨敗を喫したのか)。」

 こんにちは。愛球人と申します。

 

 「愛球人ホームページ。」、第45回のブログエントリーの論題は、「サッカー日本代表、2014年ブラジルW杯検証的総括、及び、今後に向けての具体的提言。」です。

 

 実質的には、ブログエントリーの本論の44回目になります。そして、サッカーブログエントリーの7回目になります。

 

 気が付けば、ブログエントリー自体が、2014年2月以来、サッカーブログエントリー自体に至っては、2012年12月以来になります。

 リアルにおいて、確かに、この3年近く、微力ながら、復興に向き合う過程で、最も実り多い日々を過ごさせて頂いている、一人の人間として、想像以上にたくさんのことを学ばせて頂いている、そう強く実感する一方で、時間的余裕、精神的余裕が、あまり持てていない、じっくりとブログエントリーができることができていないことを、申し訳なく思う次第であります。

 そのような中で、今回は、どうしても、一人の人間、一人のサッカーファンとして、サッカー日本代表、そして、日本サッカー界そのものに対して、伝えたいことがたくさんある、いま叫ばずにはいられない(叫ばねば絶対に後悔する、と感じる)、それ故に、この機会に、想いを執筆させて頂く次第です。

 

 では、今回のエントリーにおける考察を始めます。

 

 

 4つか5つくらいのエントリーに分けて、執筆させて頂く次第です。

 

 「生まれて初めてスポーツバー生参戦を叶えて、だからこそ感じたこと」

 「何故敗北したのかの検証、そして総括」

 「今後、日本サッカーとして進むべき方向性とは?(短期的、中長期的の両面から)」

 

 このような感じで、執筆させて頂く次第です。

 恐らく、長い文章になるであろうことを、御許し下さい。

 

 

 最初に、結論的なことから述べます。

 

 

 (図解1)自分(愛球人)が考える、サッカー日本代表、2014年ブラジルW杯の歴史的惨敗に対する総括的概論。

 

 「この4年間のチーム作りの過程、及び、『23人枠』の顔触れ(及び、そこから想像されたスタイル、戦術)から、苦しい戦いになるだろう、とは覚悟はできていたが、やはり、『負けるべくして負けた』という感じ。でも、中途半端に1勝してしまうよりは、『結果、内容の両面において、惨敗してよかった』とも、正直強く感じる。

 そして、日本(およびアジア勢ともいえるが)と世界との差が、開いてしまったことが目の当たりとなり(特に、コスタリカ、米国、メキシコ、チリ、アルジェリア等、日本のケーススタディになり得る、本来ならば同等クラスの有力国が少なからずあったことは、とても興味深いし、それと共に強い危機感を持つべきかと)、浮き彫りになったのは、もはや短期的な問題のみならず、ある種の『構造的な問題』に対する審判が下されたといってよく(現に日本勢は、ACLで近年まるで勝てなくなっている。しかもそれに対する検証もまともに進んでいないし、いわんや処方箋も構築できていない)、勿論、4年後に向けた再構築も然りだけど、それ以上に、『中長期的(目安としては、12~20年後)』スパンで考えた、『抜本的再構築』、もっといえば、日本人選手の相対的特徴を最大限に生かし得る、『統一された方向性』を、向こう1年~1年半のうちに規定することが、もはや絶対不可欠であるように考えられる。」

 

 

 ざっくり述べれば、上記の考えが、自分の考えです。

 

 そう。何よりも重要なのは、「負けるべくして負けた。」ということです。

 そして、「負けてよかった。」とも、正直強く感じる、ということです。「いい準備」を怠って、それで勝ってしまうだなんて、まじめに努力している人間に対して、申し訳ないですし(つまり、今回の日本代表は、「いい準備」ができていなかった訳だが)、そしてまた、内容的にも完敗したことで、むしろ、「膿があぶり出された」ともいえる訳ですから(問題点が浮き彫りになった、というか)、自分としては、むしろ、「サッカーの神様は、ちゃんと見ていた。」とも、正直強く感じるのです。

 

 

 では、(その2)において、「何故、サッカー日本代表は、2014年サッカーW杯において、歴史的惨敗を喫したのか。」についての敗因の具体的考察を、させて頂きたく思います。

 

 

 という訳で、長い文章になりますので、続きを(その2)にて記します。

 何卒、最後まで御拝読して頂けると、とても有難く思います。

 

 よろしく御願い申し上げます。