「サッカー日本代表、2014年ブラジルW杯検証的総括、及び、今後に向けての具体的提言(その2。生まれて初めてのスポーツバーにて味わった失意)。」

 こんにちは。愛球人と申します。

 

 「愛球人ホームページ。」、第45回のブログエントリーの論題は、「サッカー日本代表、2014年ブラジルW杯検証的総括、及び、今後に向けての具体的提言。」です。

 

 実質的には、ブログエントリーの本論の44回目になります。そして、サッカーブログエントリーの7回目になります。

 

 では、(その1)の続きから、考察を始めます。

 

 

 「負けるべくして負けた。でも、負けてよかった。」

 このような趣旨のことを、(その1)の末文にて述べました。

 

 いや、勿論、自分自身、一人の日本サッカーファンであることは勿論ですが、それと共に、一人の日本人でもあります。

 そのような感じでもあったので、正直述べれば、「2人の自分」がいた感じなんですよね。

 

 「代表に勝って欲しい。GL突破を。」と願う自分。

 「個の力もなく、他国に誇れる戦術的強みもなく、3戦全敗した方が日本のためだ。」と冷めた自分。

 

 でも、最終的には、「GL突破を叶えて欲しい。」と思う自分に、懸けてみることにしたのです。

 そう、生まれて初めての、「スポーツバー」生参戦。人生で大きなチャレンジです。

 

 

 自宅は、平野(天王寺[ハルカス]より2駅分、奈良寄りになる)。で、スポーツバーは、京橋。

 理由は、「大阪で最も大きい店だから」「かつて1回目の大学時代、通学で利用した地域だから」、ということです。

 

 で、GLは3試合ありましたが、このうちの最初の2試合。

 コートジボワール戦、ギリシャ戦。「生まれて初めて」のスポーツバー生参戦の、決行場所にしました。

 

 それぞれ、試合開始が、「10時」「7時」。これならば、いけるだろう、と。

 これが、仮に、前回大会(2010年。南アフリカ)のような感じならば、試合開始時間的に、厳しかったと思われますが。

 

 それと、今回、スポーツバー生参戦を、どうしても叶えたかったのは、進路の問題が大きかった訳です。

 

 いま、どっぷり、再就職活動中です。メインターゲットは、NPOでして(復興、子どもに携われる団体を志望)、関西を離れる、それどころか、地方をフィールドとすることも、主たる射程としてあります。

 しかし、NPOという世界自体、(そもそも、自分が望んですることである訳ですが、)自分のことを犠牲にしてでも、「社会をよりよくするため」。換言すれば、自分には、「やらなければならないこと(=社会的使命)」が、そこにはある。

 その「社会的使命(フィロソフィー、ミッション)」の具現化のために、(極論目遺体い方かもですが、)「何もかもすべて、全身全霊を捧げる」覚悟が求められるし、それは自分の中では、できているつもりとしてある(尤も、ありつけるかどうかが問題ではあるのですが…)。

 そうであれば、自分の趣味である、スポーツ観戦にどっぷりというのは、いわずもがな、おさらばとなる。オフができて、じっくり見られる時間ができたときに、録画で見られたらいいなあ、という感じでしょうし、オフでも、自己研鑽の時間が、何よりも最優先です。

 

 そのように考えると、タイミング的には、「いま」しかない。

 「いまやらずにいつやるんだ!」と。いや、いまやらないと、絶対に後悔するだろう、と。

 

 正直、「勝てる」という確信は、持てなかった。でも、(少なくとも机上では、)日本代表史上最強の陣容ではあるし、組分け的にも、「チャンスはある」感じではあった(ただし、初戦に勝つことが大前提、と思っていましたが…)。

 それに、スポーツバーは、いつか行くことを叶えたい、とずっと思っていましたし、サッカーが大好きな人間が集う、というイメージがありましたから、行くことで、学ぶことが多くあるのではないか(自己成長の一助になり得る)、そう考えた訳です。

 

 

 ですから、いざ、生参戦の際、テンションは上がる。

 たとえアルコールが全く飲めなくとも、全力参戦、声の持つ限り。

 (ちなみに、自分は、「声が大きくて高い」がトレードマークですが、声の許容量自体は、あまり持ちません。なので、90分間、どこまで持つだろう、とも、正直思っていました。)

 

 

 結論的に述べれば、2試合共に、「落胆」「失意」、そして「憤慨」へと向かっていく感じでした。

 いずれの試合でも、試合終了後、もう、この怒りと悲しみを、誰かにぶつけたい、でもぶつける相手がいない、という感じで。

 

 第1戦(コートジボワール戦)では、悩んだ末、再び元の店にて、「一人反省会」。

 コロンビア対ギリシャの録画が映っていたので、ギリシャ研究を兼ねていました。

 

 第2戦(ギリシャ戦)。すぐさま、梅田に向かう。

 梅田には、メディアがよく集う、歩道橋があります(阪急百貨店と阪神百貨店を結ぶのが主目的)。そこに繰り出せば、メディア(NHKか新聞社)が絶対にいるはずだ、と。

 しかし、いなかった(正確には、MBS[TBS系列。JNN]がいたが、自分の中ではアウトオブ眼中だったので、いないに等しい)。攻めて、NHK入ると信じていたのに…、と。

 

 落胆するのが、およそ10日後に(ちなみにコートジボワール戦の翌日も、歩道橋にいたようなのだが)、「暑いですねー」と、猛暑の取材のため、歩道橋に繰り出していたのです、NHK大阪さんが。

 そう、「ニューステラス関西」の、田中泉アナウンサー(才色兼備で、いまやすっかり、はまっています。いわば、ファンといってよいです)。正午のローカル定時ニュースを、このときは読んでいて、もう、落胆の思いが増大。

 

 そもそも、この第2戦。内容のあまりのひどさに、特にラスト15分間は、どうやら、ありったけの「放送禁止用語」を連発していたようで、既に、気持ちが「ぷつん」ときていたのかもしれませんが。

 まあ、いずれにせよ、もう、それこそ、「心身共におかしくなりそう」な感じに陥り、それでどうしたかといえば、梅田の中華バイキングにて「やけ食い」。もともと好きなお店ですが、中っかバイキングは、2000円近くするので、年に数回しか呼ばれられないのですが、貴重な機会を、やけ食いに使ってしまいました(勿論、おいしかったですが)。

 

 

 だからといって、スポーツバーに行ったこと自体は、全く後悔はありません。むしろ、プラスだったと思っています。

 ですが、一部に、ただひたすら、「にっぽーん」と歌い続ける人間、自分は強く違和感を抱いたんですよね。

 ちゃんと「戦術」「プレイ」に目を向けて欲しい(勿論、選手も然りなのですが)。戦術とかプレイを楽しめないのであれば、自宅とか、市民会館とかで見ればいいじゃん、正直、自分はそう感じるのです。

 まあ、いずれにせよ、社会勉強に、なった感じでは、あるのですが。

 

 

 では、(その3)において、「サッカー日本代表、2014年W杯における、具体的敗因。」ということの具体的考察を、させて頂きたく思います。

 

 

 という訳で、長い文章になりますので、続きを(その3)にて記します。

 何卒、最後まで御拝読して頂けると、とても有難く思います。

 

 よろしく御願い申し上げます。